子供の頃、お話の時間に先生が絵本を読んでくれた時のことを覚えていますか？おそらく、先生には2種類のスタイルがあったと思います。

1. 絵を簡単に見せた後、自分の前に本を掲げて読む先生
2. 本を脇に抱えたまま、絵を見せながら読み進める先生

どちらが印象に残ったかは、すぐに答えが浮かぶことでしょう。ビジュアルの力は非常に強力で、物語をより豊かに、より分かりやすくしてくれるからです。

この「視覚的な力」を日々の仕事でも活かせる場面があります。特に、TeamsやZoomのホワイトボード、あるいはホワイトボードアプリを使う際、画像を効果的に活用することが重要です。この記事では、画像を活用する理由と、Lucidsparkホワイトボードアプリの新機能についてご紹介します。

画像やビジュアルイメージでコラボレーションを活性化する

同僚にメールやSMSでGIFや画像を送ることが多い方も多いでしょう。画像が選ばれる理由は簡単です。画像は視覚的に面白く、魅力的で、言葉だけでは伝わりにくい情報も一目で理解できるからです。

例えば、以下のような会話を考えてみましょう。

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あなた：「ブログの調子はどう？」

同僚：「最高ー。」

画像がなければ、同僚の皮肉に気づかなかったかもしれません。

仕事で共同作業するときも同じです。機能を提案して、それをどう思うかチームメンバーに GIF や画像で示してもらったり、思い描くアイデアを画像を使って表しながら作業を進めてみましょう。

創造性と楽しさをプラスしてエンゲージメントの質を強化

先ほどの先生の例を思い出してみましょう。最初の先生は、絵を少しだけ見せた後、すぐに本を自分の前に掲げて読み進めていたため、子供たちの注意を長時間引きつけるのが難しかったようです。

一方、2番目の先生は絵を見せながら、絵の細部を指摘したり、面白い質問を投げかけたりしていました。この先生は、絵と言葉が一体となって、より豊かな体験を提供することをよく理解していました。

同じことが、ビジネスの現場にも当てはまります。

会議や作業の中で、言葉だけのコミュニケーションではどうしても退屈さを感じてしまうことがあります。しかし、画像を活用すれば、同じ会議やプロジェクトでも創造性を加えることができ、エンゲージメントを高めることができます。画像は、アイデアのインスピレーションを与え、感情を引き起こし、つながりを作り、時には笑いを誘うことさえあります。

このように、画像やビジュアルの力は、単なる装飾や補足にとどまらず、実際にコミュニケーションを豊かにし、チームの協力を深めるために不可欠な要素となります。

Teams や Zoom ホワイトボードに画像を挿入する方法

Microsoft Teams のホワイトボードに画像を挿入する方法

1. Teams ミーティングを開始する: Teams アプリを開き、ミーティングを開始します。
2. ホワイトボードを開く: 画面共有オプションから「ホワイトボード」を選択します。
3. 画像を挿入:
   • ホワイトボードの右上にある「挿入」ボタンをクリックします。
   • 「画像の挿入」を選択します。
   • コンピュータから画像ファイルを選択するか、URLを入力して画像を挿入します。

Zoom のホワイトボードに画像を挿入する方法

1. Zoom ミーティングを開始する: Zoom アプリを開き、ミーティングを開始します。
2. ホワイトボードを開く: 画面下部の「共有」ボタンをクリックし、「ホワイトボード」を選択します。
3. 画像を挿入:
   • ホワイトボード画面が表示されたら、上部のメニューから「画像を挿入」アイコン（または「編集」メニューの中）を選択します。
   • コンピュータから画像ファイルを選択して挿入します。

ホワイトボード アプリに画像やデザインを簡単に追加できる Lucidspark の機能

Lucidspark + GIPHY

Lucidspark は、GIPHY との提携でコラボレーションの創造性、楽しさと質の強化に取り組んでいます。

GIF が初めて登場したのは1987年のことですが、それ以前の世界は、大げさに言えばとてつもなく暗い場所でした。Lucid は GIF が本当に大好きで、通貨の代わりに取引されるべきだと確信するレベルです。当面はそれが実現しそうにありませんので、Lucidspark に組み込むこととにしました。

GIPHY でお気に入りの GIF を探したり、同僚にウケる新しい GIF を探しましょう。

統合された画像検索

統合された画像検索がもたらす利便性は、特にビジュアルコンテンツの重要性が高まる現代において非常に価値があります。1,000回の「いいね！」という数字よりも、適切な画像ひとつが持つ力は大きいです。視覚的な情報は、理解を助けたり、感情を伝えたりするための強力な手段です。

Bingの画像検索を利用すれば、簡単に関連する画像を見つけることができ、そのままオンライン ホワイトボードに挿入することも可能です。これにより、プレゼンテーションや教育、チームのブレインストーミングにおいて、視覚的な要素を簡単に取り入れることができるようになります。

新しくなった IconFinder

Iconfinder でストーリーを盛り上げるアイコンが簡単に見つかるようになりました (例えば ➹➬➩⇏ などのアイコンが使えます)。

Lucidsparkのホワイトボード アプリで GIF などの画像をの使用例

チームのスタンドアップミーティング

日々のスタンドアップミーティングにビジュアルを組み込むのは簡単です。GIF をひとつ追加すれば、話し合っている障害について本心でどう思っているかを示すことができます。

チーム全体の状況確認にもビジュアルが便利です。当社では、「今日の調子はどうですか？」テンプレートを使ったアクティビティをスタンドアップミーティングの最初によく行っています。GIPHY で気持ちを表せば、実際の仕事の状況をいつもより正直に明かせるようになります。

ブレインストーミングセッション

アイコンでお気に入りのアイデアにスターを付けたり、組み込みの画像検索を使って気分、色やコンセプトをバーチャルホワイトボードで伝えたり、GIF で他のメンバーにリアクションするなど、使い方はさまざまです。ブレインストーミングの柔軟性が高まり、創造性にも好影響が及ぶでしょう。ブレインライティングテンプレートで実際に試してみてください。

計画セッション

会議の議題にアイコンを加えたり、セッション中にビジュアルを多用すれば、つまらなくなりがちな計画セッションも楽しくなります。KPI、戦略的な優先事項、ランチ注文の担当者などの話し合いを集中力を保って進めるには、GIF などのビジュアルマークで参加者の興味を引くようにしましょう。

チームのアクティビティ

チームでのアクティビティにはさまざまな方法で画像を活用できます。ビジュアルを加えればチームのコミュニケーションも活発になります。こんなアイデアを試してみましょう。

GIPHY リアクションアイスブレーカー : すべてのシナリオにぴったりの GIF リアクションをみんなで探してミーティングのウォームアップを図りましょう。チームに合わせてプロンプトをカスタマイズすれば、アイスブレーカーをさらにパワーアップできます。

3つの願い : チームメンバーにそれぞれの人生で (または来週) 叶えたい3つの大きな願いを GIF 形式で表してもらい、Lucidspark で共有します。お互い知り合ったばかりのチームに最適なアイスブレーカーです。

GIF だけで表現 :オンライン ホワイトボードを用意し、チームメンバーに GIF だけを使ってあるフレーズを説明してもらいます。こんなフレーズを使ってみましょう。

• 「優れたリーダーたるものは...」
• 「月曜日の気分ってこんな感じ...」
• 「ずっとマイクがミュートだったことに気付いた時のあの感覚...」
• 「Zoom 疲れ...」
• 「一気観したい最高の定番シリーズ...」

もっと発展させて各ラウンドでお気に入りの GIF に投票してもらうゲームに仕立てることもできます。

自己紹介 : 新しい仕事に就く際、一番億劫なのが自己紹介です。代わりにチームの各メンバーに、ビジュアルや GIF で自己紹介をするオンラインホワイトボードを作ってもらえば、創造的が発揮でき、それぞれが自分自身をどう見ているかを楽しく共有することができます。四半期ごとにホワイトボードを更新してもよいでしょう。